トライデント
第9章 開戦、そして…
先ほどのこと。
キースは子供達との思い出に何かプレゼントをしようと思っていた。
嫌いだった子供達との時間が意外と楽しかったからだ。
キース「少年よ、必ず剣を間違ったことに使わないと約束できるか?」
「うん!おれ、約束する!」
子供は純粋な眼差しで答えた。
キース「では、しばしまて。」
キースの手から不思議な光が溢れてくる。
やがてその光は鉄を産み始め、自在に形を変えていく。
「お兄ちゃん、すげー!これ、錬金ってやつだよね!?この神殿にできるヒトいないよこれ。」
そして、キースは一本の小さな剣をつくりあげた。
キース「申し遅れた、私はアテナ神殿の、ヘーパイストスの称号を持つキース。また手会わせしよう、少年。」
そのときだった。
ペルセウス「まて!!」
そのとき入ったのがペルセウスだった。