トライデント
第10章 変わりゆく世界
「おまえら!俺達をなめるのもいい加減にしやがれ!!たった二人でなにが!」
イオはその兵士をとめて言う。
イオ「お願いレヴォン、あなたとは戦いたくない。」
アポロンは笑いながら答える。
レヴォン「くくく、戦女神のくせに戦いたくないとはな。よくそんな事が言えるものだ。」
ペガサス「レヴォンさん!あんたはイオさんを愛していたんじゃなかったのかよ!!」
ペガサスは叫んだ。
レヴォンは笑うのをやめずに答える。
レヴォン「そんなこともあったかな。だが今は、裏切られた憎しみの方がまさっている…。俺は、アテナ軍はなおさら許せんのだ。」
イオ「こんな戦いに、なんの意味があるの!?目を覚ましてレヴォン!!」
レヴォンが笑うのを止めて、イオを睨んだ。
レヴォン「ふざけたことを言うんだな。力が正義だと教えてくれたのは貴様らではなかったのか」