
トライデント
第10章 変わりゆく世界
ペガサス「そんなことイオさんが教えるわけないじゃないか!!」
ペガサスがレヴォンに叫ぶ。
レヴォン「今もなお、お前達は軍を率いて俺の神殿を侵略しにきている。」
イオ「侵略なんて!考えていないわ!私はあなたを!」
レヴォン「なら、退却してくれないか?いずれ力をつけた俺達が貴様らを侵略してやるからな。」
レヴォンはキツく言った。
ペガサス「お前!!イオさんの気も知らないで!!」
ペガサスは殴りかかった。
しかし、レヴォンの弓に弾き返され吹き飛んだ。
ペガサス「ぐ!ぐわあああ!!」
イオ「ペガサス!!」
イオは弾かれたペガサスをドッと受け止めた。
イオ「なんてひどいことを…。大丈夫?ペガサス。」
ペガサス「ああ、ごめん、平気だよ。」
レヴォン「力、力を持たなければ、民達を守れない。世界を守れない。そして、敵を葬る非情も。俺はゼウスに賛成した。そして俺がこの世界を治めるのだ。」
レヴォンは変わりきっていた。
