
トライデント
第10章 変わりゆく世界
レヴォン「ほう、天馬か。まだ生きていたのだな。」
ペガサスはレヴォンの斬撃を剣でかわしていたのだ。
ペガサスの剣、それは日本刀のような作りでリーチが長い。
リディア「まあ、いいわ。絞め殺してあげる。」
イオ「ぐう、あああ…。」
ギリギリと蛇はイオをしめつけていく。
ペガサス「イオさん!戦うんだ!!でないと、死ぬぞ!!」
ペガサスは剣をレヴォンに向けたまま呼びかける。
イオ「うう…。うううう。」
イオからは神々しい光が巻き起こる。
リディア「!!きゃあ!!」
光は爆発し、リディアは吹き飛んだ。
光の中からは、鎧を纏ったイオがでてきた。
リディア「こ、これは!?」
イオ「二ケの剣、そして鎧、私は戦女神です。死にたくなければ引きなさいリディア。」
リディアの目はカッと開いた。
イオも剣をふるった。
ガキン!!
イオ「なっ!」
リディア「私の髪の蛇はレヴォン様への意志の硬さ。どうやら想う気持ちは私の方が上のようだ。」
ペガサス「イオさん!!」
レヴォン「よそ見をするな!天馬!!」
レヴォンは矢を解き放った。
ペガサス「う、わあああ!!!」
ペガサスは吹き飛んだ。
