
トライデント
第10章 変わりゆく世界
ゲオルグ「アフロディーテを守ってあげてくれ!僕も使命を果たしたらこちらへ戻る!それまで。」
オメガは優しくゲオルグを抱きしめた。
オメガ「不思議な気持ちなんだ。君の瞳からは不思議な気持ちが生まれる。僕はここに出現して間もないのに君を知っている気がする。」
ゲオルグは首をかしげ、困る。
オメガ「約束するよ、ポセイドン。必ず君の帰りを待ってる。安心しなよ、僕は最強の力を持ってるから負けはしないよ。」
ゲオルグ「あ、ああ。ありがとう、オメガ。そろそろ離してくれ。」
オメガ「うん、引き止めて悪かったね。行ってあげな。そして、また会おうね…。」
ゲオルグはオメガを変なやつだと思ったが、確かに力だけなら最も信用できるガーディアンだった。
ゲオルグ(間に合ってくれ!イオ!!)
