
トライデント
第10章 変わりゆく世界
レヴォン「追いついたぞ!イオ!」
イオははなれで立ち止まりレヴォンに振り返る。
イオ「ねえ、どんなイタズラ思いついたの!?」
息を切らしながらイオはレヴォンに聞いた。
レヴォン「次は先生の服の下に虫を入れておくんだ。女の先生がいいなあ。」
イオはむすっとした。
イオ「なにそれ、つまんない。」
レヴォン「あれ?受けなかった!?じゃあどうするよ?」
イオ「ねえ、レヴォン。あたしって女の子っぽいかな?」
突然のイオの質問にレヴォンは吹いた。
レヴォン「ぷっ、はははは!女の子っぽいわけないだろ!お前は俺のイタズラ相棒なんだからさ。」
イオは言い返す。
イオ「じゃ、じゃあ、あたしって不細工?」
