
トライデント
第11章 禁断の力と希望
デイジー「は?」
ペルセポネー「奴らが月の間にたどり着いた瞬間、この神殿の民全員冥界の住人となってもらうと決めたの。」
邪悪な顔でペルセポネーは言うのだった。
デイジー「な、卑怯な…。」
ペルセポネーは再びにやりと笑う。
ペルセポネー「いたぶって殺そうとしたのが間違いだった。」
デイジー「卑怯者!!やめなさい!ペルセポネー!!」
デイジーは必死でペルセポネーを止める。
ペルセポネー「ほら?近づいてるわよ?早くあの三人を神殿から追い出して?」
アイオスとキースは目前だった。
デイジーはさっと月の間をでた。
デイジー「アイオス!!!!」
アイオスは死霊を振り払い、デイジーに気づいた。
アイオス「デイジー!!今行くからなああ!!」
アイオスは奮闘し、一気にこちらへ攻め込んできている。
デイジー「こ、来ないで!!アイオス!!今は、引いて!!」
アイオス「え…?」
デイジー「きちゃだめなの!!!きたら、殺される!!」
