
トライデント
第11章 禁断の力と希望
リディア「なりませんレヴォン様。あの小娘を信じるのですか!?」
リディアは反対した。
サタンを継承すればその心は邪悪と化し破壊を覚えてしまいレヴォンでなくなってしまうかもしれないからだ。
レヴォン「もはや、止まれんのだ。俺はなによりイオが許せない…。イオ、信用していたのに!」
レヴォンは拳を握りしめてイオの変貌に悲しむ。
リディアはそれを察してうつむき言葉をなくす。
レヴォン「リディア、どちらにせよサタンを継がなければヤツには勝てない。」
リディアは悲しそうにしている。
レヴォン「大丈夫だ。サタンになろうが俺は国を愛する!リディアもだ!」
それほどまでにサタン継承は恐ろしい禁断の継承だった。
