トライデント
第11章 禁断の力と希望
またハーデスが異次元から声を送ってきた。
イオ「ハーデスって…。」
ペガサス「あいつか!」
ハーデスの声が鳴り響く。
ハーデス「ゲオルグ、俺とともにこちらへ来るのだ。」
ハーデスがゲオルグに言った。
ゲオルグ「いまさらなんなんだハーデス。まさかまたアポロンの神殿に!?」
ハーデスの手が異次元から出てくる。
ガシッとゲオルグの肩を掴んだ。
イオ「ああっ!ゲオルグ!」
ゲオルグ「くっ!何をするハーデス!!」
じたばたするがゲオルグは光の中に引きずり込まれていく。
イオ「ゲオルグーーー!!」
イオは手を伸ばしたが、あと一歩のところでゲオルグは光に消えた。