トライデント
第1章 秩序のための別れ
ゲオルグ「そういうことじゃないよ。でも、ずっと孤児院に住んでいるわけにもいかないじゃないか。」
ゲオルグはどうやら人一倍マジメな性格のようだった。
また、運動神経もよく正義感にあふれる少年だった。
アリシア「ゲオルグは大人なんだね。一緒に暮らせる方法あるよ。」
ゲオルグ「?」
アリシア「私のお嫁さんになるのゲオルグ。」
ゲオルグ「ぶっ!な、なにいってんだよアリシア、確かに君と僕は最近よく一緒にいるけど、それとこれは…、」
アリシア「あはは、照れてる!冗談だよ。まだ子どもだし、そんな真剣に考えてるゲオルグをからかってみただけ。」
ゲオルグ「なっ、僕は真剣にアリシアのこと考えたのに!!」
アリシア「えっ!」
ゲオルグ「ぷっ、なんだよアリシア、キョトンとした顔になって、ふふ。」
アリシア「あー!!ゲオルグのバカ!からかったわね!?」
ゲオルグ「君がからかうからだろ!」