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トライデント

第3章 皮肉の再会



ハーデス「どうやらあんたも戦いが好きらしいなアポロン!」



ハーデスは次にアポロンに喧嘩を売り始めた。




ゲオルグ「ハーデス、国へ帰るぞ。」


デイジー「……。」



レヴォンは答えた。



レヴォン「戦いが好きだと?愚かな!戦いを終わらせるために戦うだけだ!!」


レヴォンはハーデスに叫んだ。



ハーデス「なんだ…、冷徹に見えて意外と正義感あるじゃないか。なあ、ゲオルグ!」


ハーデスはゲオルグの名を呼んだ。




ゲオルグ「なんだ?」



ハーデス「ここでこいつと戦うことにしねえか?」



2対2で考えても女が一人という卑劣な考えだった。




ゲオルグ「国に、帰るぞ。」



ハーデス「アポロンよ、戦いが好きなんだろ?強いヤツが好きなんだろ?俺が憎いだろ?」




レヴォンは動じなかった。



ハーデスは戦おうとしないハーデスに対して次はリディアに話しかけた。



ハーデス「なあ、アポロン、コイツも神の一人なのか?リディアってんだっけ?」


リディア「……。」


ゲオルグ(にしても、あの少女、どこかで聞いたことがある。)




ハーデス「アポロン、やっぱりあんたは強い神だな!おまけにこんな綺麗な女の子までつれて、なあリディア、俺にもその綺麗な瞳を見せてくれよ!!」


ガッと、リディアを掴むハーデスだが、リディアは動じない。



リディアは一言話した。



リディア「レヴォン様、一目この邪悪を見てもよろしいですか?」



レヴォン「うむ、許す…。」




パアアアと、リディアの瞳が開いた。

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