トライデント
第3章 皮肉の再会
デイジー「やめてアイオス!今のあなたではハーデスは倒せないわ!」
アイオス「うるさい!俺はデイジーを守ると誓ってるんだ!!」
ハーデス「どうやら反逆者がいるらしいなアテナよ!敵国の神を守ろうとこの兵士は考えているらしいぞ?」
ハーデスが邪悪に微笑んだ。
イオ「やめなさい、アイオス。帰りましょう、アテナ神殿へ…。」
アイオス「ッッッ!!!デイジー。」
さっとゲオルグがデイジーをアイオスからさらった。
アイオス「げ、ゲオルグ!」
ゲオルグ「いずれにせよ、その身体ではデイジーは守れん。国に帰り、それからでもいい。それまで、この俺がデイジーを必ず守ってやる!」
ゲオルグは友を見守るように言った。
アイオスはゲオルグの目を信じ、イオとペガサスの元に戻った。
イオは、もう何も話さなかった。
初めに宮殿を抜けたのはアテナ達だった。
しかし、宮殿での出来事は続く。