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ルーレット「00」

第6章 独立

いつの間にまた泣いていた俺に、涼子姉ちゃんは優しく肩に手をかけてくれた。



「リッちゃん…ほら、泣くとノアが心配しちゃうから!!」



そう言って指を差す先のノアちゃんは…


大魔神と化して…
俺のプラモに手をかけていた。



「「ダメ!!」」



オレと涼子姉ちゃんが声を揃えて叫べば、ノアちゃんはビクッとして手に持ったプラモは床に落ち…


泣いた。

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