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ルーレット「00」

第6章 独立

叩きたかった訳じゃない。
怒鳴りたかった訳じゃ無いのに…


好きが空回りすぎて…
俺が限界なんだ。



リッちゃんの肩襟を掴みベッドへと投げ飛ばすと、俺を怯えながら見上げていた。



女だ。
どう見たって、あの頃の可愛いリッちゃんのままだ。



「我慢の限界。脱げ。」



どうせ俺のものにならないなら、一回くらい無理やりヤったってイイだろ?

これで…
最初で最後なんだから。


俺の思いを断ち切らせて。

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