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叫べ

第5章 疑




違う、そうじゃなくて…!




いろんな言葉が頭を駆け抜けた。




だけど彼女の瞳を見たら、なぜだか何も言えなくなってしまった。




呆然とする僕を残して、彼女は山の奥に消えて行く。




僕はシャツを握りしめ、静かに元来た道を引き返した。









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