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叫べ

第7章 想





その人影は、彼女だった。





咲き乱れる桔梗に囲まれて、彼女は眠れる森の美女のように、仰向けに横たわっていた。





僕は、言葉を失った。





やっと見つけたのに…





間に合わなかった…












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