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別れ2

第1章 琶榎梛の新しい出会い

「あぁ、奈津稀くん」

「大丈夫?琶榎梛さん」

「何が?」

「いや、元気無かったから…。」


「あぁ、あーゆーの苦手で…」

「そうなんだ。実は俺も…ムリヤリ友達に合コン来いよとか言われてさ…」

「へぇー!心配してくれて、ありが、とう」

あれ?あたし照れてる?

「あっ、そーいえば何でここに?」


「俺もう帰るから…挨拶に」


「そうなの?」


どうしよう…あたしも帰ろうかしら…


「うん。それじゃあ…」


「待って!よかったら…一緒に帰ろ?」

「え?…いいよ。」


「ちょっと待ってて!」


あたしはなーちゃん達に軽く挨拶した後、奈津稀くんの所に行った。


「それじゃあ帰ろうか。」

「うん!!」


何でだろう。嬉しい。

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