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姫凌辱【ファンタジー】

第2章 奴隷姫と貧乏男

「ありがとう……」

「うん……」

なんとなくぼんやりして、時間だけが過ぎていく。

「しないの?」

「王女様が何言ってんだよ!」

「でも……」

「安心しろ、俺が守ってやるよ」

俺はセシリアのつめたい手を握りしめた。

「クソッタレな政治も兵隊も二人でやっつけてやろうぜ」


これが後の国王と王妃のなれそめだとは、誰も知らない。


【了】
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