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姫凌辱【ファンタジー】

第1章 姫凌辱

セシリアが、まともな格好をしていたら、商人に騙されることはなかった。

しかし、眉目秀麗なセシリアがススまみれの半裸で山を下っていたら、奴隷に間違われることも仕方ないことだった。


セシリアは商人の荷台に乗り、安心して眠りについていた。
待ち受けることを予想もせずに。


荷台が止まるとセシリアも目を開けた。気がつくと見世物小屋についている。

セシリアは商人が自分を余興にさそってくれたのかと勘違いし、のこのこと小屋に入っていく。


「☆☆××○○!?」

首を傾げるセシリア。
若い見習い商人が見世物小屋に入ってくると、通訳をかってでた。


「おまえ、ここで、ぬぐ」

「は?」

痩せた男の商人が必死にジェスチャーで伝える。

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