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恋愛短編集

第1章 まぁくんの隣

 

それから彼とは何度か図書室で隣同士になった





次第に彼は私の隣にしか座らなくなった





相変わらず寝ていたけど、たまに助けてくれたよね





その内、図書室以外でも会うようになって名前を知ったんだよ





そして話していく内に親しくなり、呼び方も"坂下くん"から"正輝くん"になった





たまに一緒に帰るようにもなった





一緒の方面だったのは驚いたよね





そんな毎日を過ごし、私はついに告白した





『つきあってください』と…


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