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いじめ-親友だったのに…

第7章 佳織とマリアに襲いかかった悲劇

ウソっ!私達転校生より登校遅いじゃん。最悪だよ!!

ガラガラガラガラッ……

私達は、ドアを開いた。
男子たちが私達を見て笑い出した。
男[おい、お前ら怠け者みたいだな!転校生より登校遅いなんてッ(笑)]

[は?遅れてなにが悪いのよ!!]

佳織が強気で男子たちに言った。

[だから、怠け者みたいだなって言ってるだけじゃないか!!]

[そういう事を何て言うか知ってる?弱いものいじめって言うんですよ~!!]

[お前らって弱いんだなっ(笑)]

[なにがおかしいのよ!!]

[だ、だってお前たちバカだから!]

[じゃあ、5×10は?]

[50]
[120÷60は?]

[えっと……3?]
[(笑)ほらっ男子の方が女子よりバカじゃん!!こんな小学校で習った事を忘れるなんて(笑)]
[くそっ!]
ガラガラガラガラ…ドンッ!
男子たちは教室を出て行った。

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