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.゜・。恋しちゃった。・゜.

第1章 *入学式*

中学校までは徒歩で30分らしい。
中学校につくと見慣れない風景が現れる。みんなはワイワイしている、私は1人でいた方が気が楽だ。他人に気を使うなんて考えるだけで反吐がこみ上げてきそうだ。

その時…


ドンッ!!!

ゆ「ぃったぁ…」

?「っ!」

ゆ(何アイツ!?ぶつかってきたくせに舌打ち!?)

ぶつかってきた男子は追いかけっこをしていたのか、友達と走ってどこかに行ってしまった。

ゆ「ったく…幼稚め。」

?「ねぇねっ」

ゆ「…?何?」

あ「友達になろっ私の名前は小山あきよろしくっ」

ゆ「ははぁ…よろしく」
(はぁめんどい。こういうタイプは苦手だ。)


あ「名前なんて言うの??」

ゆ「桐谷ゆう。」

あ「可愛い名前っ顔もチョー整ってるし!!うらやまぁクラス一緒になるといいねっ」

ゆ「あはは…そんなことないよ」
私はブスの方ではないと思う。かといって、チョー可愛いとも言えないと思う。
コイツとクラスが一緒なんてごめんだ…
いかにも腹黒そうだ。人のこと言えないが…


あ「ぢゃぁよろしくねっあきのことはあきって呼んでっあ、あとあきのクラスF組だからっ」


ゆ「うん、よろしく」

あ「バイバイ」

ゆ(ふぅ…疲れた…)

母「こんなとこにいたぁぁ!!探したんだから!1人でトコトコ行っちゃって…」

ゆ「ごめんごめん」

母「ゆうのクラスはF組よっ!」

ゆ「ふーん………えっ!?!?」

母「F組がどうかしたの?」

ゆ「イ、イヤ…(-_-;)」
(確かあきって人もF…だった気が…)

母「いーっぱい友達できるといいわねっ」

ゆ「うん」


小山あきとの出会いはこんな感じで始まった…

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