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彼が、君が、あなたが、大好きです。

第1章 第一章 「二年生」


香織「そう言えば聞いた?」
さやか「聞いたって、何を?」
香織「○○君と○○先輩つき合ったらしいよ~…」
さやか「マジで!?でも、先輩前に他校の男性と歩いてたよ?まさか…」
香織「そう!そのまさか。先輩浮気してるんだよねっ」

文化祭が近くなるとこの手の話が多くなって困る。
しかも今の話、若干重い…

二人の会話は、とても早い。話し方じゃなくて理解度っていうのかな?
普通すぐに「浮気」と言う単語はでない。…そうおもうのは私だけかもしれな
けど…

さやか「そうゆう情報早いよね、どこから仕入れてくるのさっ」
香織「内緒~っ」
さやか「怪しい…」
香織「ジュース一ヶ月分保証してくれるなら話せるけど?」
さやか「いや、遠慮しとくわ。あんたほんとこうゆうとき怖いからね」

そんなやり取りを温かい目で見ていた私は聞き覚えのある声に呼ばれ振り返り、言った。
「げっ…、ゆうやん」
ゆうやんは昔からの友達で、幼なじみでもある。だが、はそんな関係ではない。
ゆうやん「げっ、ってなんだよ。人を虫みたいに…。奈央少し借りてっていいか??」
さやか「どうぞ~っ、仲がよろしいことで…」
香織「まだ食べてるし、こっちは大丈夫だよ~、なんか仕事?」
ゆうやん「ちっとな、いくぞ奈央」
「え~っ」と少しばかりの抵抗もむなしく教室から引きずり出されてしまった
向かう場所は、、、
また体育館倉庫だろうな…。
友達にも言えない私の秘密。。。
そう、それは…。
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