楽しいプール
第27章 先生と私
あれから少し時間が
たったころ
『南ー、美緒ちゃーん、隼斗ー、ご飯だから下りてきてー』
と南のママが階段の
下から叫んだ。
私と南は手を繋ぎ
リビングへ向かった。
もう既に隼斗くんは
来ていてご飯を運ぶ
手伝いをしてた。
「あ、私も何か手伝います」
南のママの近くに行き
そう言った。
『あらありがとう。でももう終わりだから席についてて。今日はあたし美緒ちゃんの為に頑張って作ったのよ!』
南ママは
ニコニコ私の肩を押して
私を席に座らせた。
「わあー
ご飯本当に美味しそう!」
私は目を輝かして
早く食べたい気持ちで
ワクワクしていた。
そんな私を
隼斗くんがみてクスッと
笑った。