楽しいプール
第35章 夜の先生
兄『美緒ねえ電話…?』
「ぅん…ちょっと静かにしててよッ!」
ピッ
私は急いでケータイを
耳に当てた。
「…もしもし」
『あ もしもし美緒?さっきなんかしてた…?』
「ごめんなさい。お風呂入ってましたッ!なんか急用でしたか?」
『違う。ただ美緒の声が聞きたくなっただけッ』
私はその言葉に
赤面した。
それをみていた
二人が話してきた。
弟『美緒ねえ誰と電話してるのー?』
「ちょっと静かにしててッ」
私は小声で
雅貴に言った。
『誰?美緒って兄弟いたっけ…?』
先生に聞こえてたッ!
「ぃゃ、…そのッ」
兄『なんで美緒ねえそんな顔赤いのー?』
「だから静かにしてよ」
私は自分の口に人差し指をあてシーッとゆうポーズをした。
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