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楽しいプール

第40章 サマーキャンプ



そのとき

ピンポンパンポーン

『校内の生徒にお知らせです!もう肝試しの時間は終了の時間なのでまだ回っている人は速やかに体育館へ戻るようにしてください。繰り返します…―――』




学年主任の
校内放送が流れた。

「り、亮くん!もぅ戻ろッ///」

私は勢いよく立つと
ドアの方に向かった。

ガシッ――

歩こうとした私の腕を亮くんが掴んで引き寄せられた。

ぎゅぅ――

そして私より身長がぜんぜん大きい亮くんの腕の中に収まった。


「亮くんもどろッ///」

『なんで?ここにいよ?』


亮くんが
そう言った瞬間…!

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