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理想の男の子

第14章 最後と初めて

ようへいは初めて会った時のように

透明な器具を口に着けて呼吸をしていた

「ようへい…!なんで…だって…」

昨日はあんなに元気だった

あんなに…

あんなに私に…

「誰ですか!?関係者意外立ち入り禁止ですよ!」

私の思いとは反対に。現実は私たちを引き裂いた

「ようへい!!…ようへい!!」

手を伸ばしたけれど












届かなかった









それどころか











化刷りもしなかった。

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