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理想の男の子

第14章 最後と初めて

それから何時間経ったのだろうか

治療室の前でうずくまりながら私は

ようへいを待った







もう一度元気な姿見れるよね…

大丈夫だよね。うん、大丈夫。

ずっと自分にそう言い聞かせていた




「どうしました?」

何人かのナースさんに話しかけられ

「大丈夫です」と言ったのはもう何回だろう









また前みたいにようへいと…

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