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理想の男の子

第14章 最後と初めて

それから私はリハビリを頑張った

早く病院を出たくて必死だった。

お医者さんにもこれ以上頑張らなくてもいいと

怒られたぐらい取り組んだ





そして数週間後

「退院おめでとう!いちご!」

「よく頑張ったわ…まい」

お母さんと秋に迎えられ

たくさんの荷物を持ちながら

ゆっくり病院から出た






サァ・・・っと風が吹いた

私は振り向き病院を見る

「・・・・っ・・・」

私がようへいと居た病室に影が見えたと思ったら

涙が頬をつたった。








ようへい…










私なんかと生きてくれてありがとう…

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