テキストサイズ

理想の男の子

第6章 愛し合う気持ち

しばらくの沈黙

「まさき…」

「なに?」

「あ…なんでもない…」

話しかけられない

話題さえ思いつかない

「ごめんなさい」

涙が目に溜まって

視界がぼやける

「気にしてないよ」

そう言うけど

顔をそらして暗い顔をするよね…

やめてよそんな顔

こっちまで苦しくなるよ・・

「もう信じてくれないよね」

ハッピーエンドは迎えられないけど

せめて側に居させて…


「今までありがとう」

笑顔で言うと

部屋を出て行こうとする




「なんだよそれ…」


ビクッ


今までに聞いたことのない

暗い怖い声

足をピタッと止める



「なら体で慰めろよ…」

「え?」

一瞬で目の前が暗くなった

背中が痛い…

「な、なに…!?」

目をそっと開けると

私の横に手をつき

上にまさきが覆い被さっている状態


私達はベットの上

「まさ・・・んんっ!」

急にキスされ後頭部に手を回される

動けない・・!

「やっ・・ん・・あ・ん・」

口の中に暖かいものが侵入する

自分の舌に絡まれるまさきの舌


こんなのやだぁ・・!

手で押し退けようとするけど

手首を掴まれ固定される

「はぁ・・あん・・ああ!」

太ももを撫でられ声を上げる

「やめ・・んんっ・・」

するすると太ももを通過する手は

スカートの中に入っていく

「そこは・・だめぇ・・」

そんなことを言いつつ

感じる体をくねらせる…

まさきの手はパンツごしに

クリを攻めてくる

「やぁ!ああん・・!まさ・・」

溢れる涙を抑えながら

必死にまさきを押し退ける

「まさきぃ・・」



そう言った瞬間

動きを止めたまさき

「はぁ・・ん・・」

呼吸を整える

「まさき…?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ