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理想の男の子

第7章 朝

おはようございます

爽やかな朝ですね


私は今まさきの家に向かっています

ことのはったんは

まさきの家に電話をしたことから

始まりました


「あ、もしもし衿原ですけど…」

「あぁ!衿原ちゃん!」

「なんですか?」

「まさきが起きないのよ…」



ズンズンと進む私

マフラーがムズムズするけど

まさきの遅刻阻止のほうが大事!

「まだ寝てるのかな…」

寝顔を想像してニヤける

「楽しみ♪」

軽くスキップしながら

まさきの家に到着


インターホンを鳴らし

返事が来るのを待つ



「…」



いっこうに返事が来ない

というか…

さっきからまさきの家の中が

騒がしいような…

「き、気のせいだよね!」

さっきまさきのお母さんいたし

泥棒と言う可能性は否定されるし!

「やっぱり気になる…」

本能的にものすごく気になる

おもいきってドアを開けた

「お邪魔します・・」

あら?リビングには誰もいない…

2階かなぁ・・


靴を脱ぎサイドに置いた

「だれか居ますか~?」

そっと声を振り絞った


予想道理返事は来ない

あんなヒョロヒョロの声で

返事来た方がすごいかな…


階段を登る


「起きなさいよ!」

「うー・・ん」

叫び声と眠たそうな声が聞こえた

その瞬間私は走った

まさきの部屋と思われる所へと


ガチャッ


「どうしたんですか!」

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