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理想の男の子

第9章 出会い

立ち上がろうと決意した時…




ギュッ






後ろから抱きしめられた




「え…ちょ…離して…!」

足をジタバタさせる

まだ知り合ったばかりの人に

抱きしめられるなんて…

気持ち悪い!

「寒いんでしょ?」

え…

気づいてくれてたの?

「寒い…けど…」

「じゃあこうしてようね」

丁度まさきくんの胸に来る私の頭

「あったかい…」

まさきくんに持たれかかった

ホカホカして安心する…




さっきまでの嫌悪感が嘘のようだった

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