理想の男の子
第9章 出会い
ギュッ
簡単に言うと
お姫様抱っこされてる私は
まさきくんの首に腕を回す
「な、なんだよ…」
「なんでもないよ」
この気持ちを表すなら
「…好き…」
聞こえるか聞こえないかの声量で
私は呟いた。
こんな人を好きになるなんて
一目惚れなんて信じてなかった
経験すら無かった。
初恋はしたことある。
人の恋愛話だって聞くのは楽しい
「降ろすよ…?」
「うん」
当たって砕けろと言うけれど
他人ごとだと思う。
実際私は告白何て出来る勇気が無い
だって、実際届いて無いし
届くことも無いって知ってる
なんでかって?それはね…
「帰るか。あとさー」
「何?」
「俺彼女いるから。ごめん」
そう、まさきくんには彼女が居る
もうとっくに知っていた
だって見たことあるもん
まさきくんが嬉しそうに彼女と話している所。
見ちゃったんだよ…
切ないよ…
届かない恋心なんていらないよ…
つらいよ…
私はその場で泣き崩れた
そんな私を背後に
まさきくんは去って行った
簡単に言うと
お姫様抱っこされてる私は
まさきくんの首に腕を回す
「な、なんだよ…」
「なんでもないよ」
この気持ちを表すなら
「…好き…」
聞こえるか聞こえないかの声量で
私は呟いた。
こんな人を好きになるなんて
一目惚れなんて信じてなかった
経験すら無かった。
初恋はしたことある。
人の恋愛話だって聞くのは楽しい
「降ろすよ…?」
「うん」
当たって砕けろと言うけれど
他人ごとだと思う。
実際私は告白何て出来る勇気が無い
だって、実際届いて無いし
届くことも無いって知ってる
なんでかって?それはね…
「帰るか。あとさー」
「何?」
「俺彼女いるから。ごめん」
そう、まさきくんには彼女が居る
もうとっくに知っていた
だって見たことあるもん
まさきくんが嬉しそうに彼女と話している所。
見ちゃったんだよ…
切ないよ…
届かない恋心なんていらないよ…
つらいよ…
私はその場で泣き崩れた
そんな私を背後に
まさきくんは去って行った