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先輩+私=××

第10章 真実


【涼風side】


「っ!!」

祐一先輩の顔…真っ赤だ…


なんか、優越感


涼風は祐一の肩に頭を乗せる


「…もともと、新聞はパパやママに喜んでもらう為に早くから起きて、外の様子を見てたの…」


「祐一先輩が新聞配達をしてからは外で待ってたけど、私…人見知り激しいから、いつもは部屋で待ってたの…」


「…そうだったのか」


「だから、祐一先輩に近づいてたのは私の方かも!」



「違う…違うんだ…」


祐一は涼風をギュッと抱きしめる


「先輩?」

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