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恋ばか

第3章 ~悪夢~

しばらくすると、唇に柔らかいものが当たった。

俺が驚いて目を開けると、目の前に境の顔があった。

「んっ!?」

境っ!?

「ちょっ、境!? やめっ…」

境は一旦唇を離すと、もう一度キスしようとしてきた。

「やめろっ!!」

俺は境を突き飛ばした。

「何すんだよっ!?」

「…ごめん…我慢…できなかった…」

そんなにあっさり謝られると何も言い返せない。

「…でも、こんな事したくなるくらい…留架が好きなんだ。」

そう言われたかと思うと、俺は境に押し倒された。

「ちょっ、境!! んっ…」

境は俺の口を自分のもので塞いできた。

境に舌を絡められられまいと、俺は口を固く閉ざす。

しかし、境が胸の突起をワイシャツ越しに触ってきて、思わず口を開けてしまった。
その隙に、境の舌が咥内へと侵入してくる。

「んんっ!! ふ…あっ…」

抵抗しようと試みるが、境に腕を掴まれていてビクともしないし、体に力が入らない…

「境…やめっ…」

境は唇を離すと、俺の両腕を自分のネクタイで縛ってきた。

「なにすっ…あっ…!!」

縛り終えると、境は胸の突起を舐めてきた。

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