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恋ばか

第26章 番外編~Merry Christmas~

「ん…」

「留架!?」

目を覚ますと、そこは三神の部屋ではなかった。

「…りょ…う…?」

「気分はどう?」

ゆっくり起き上がると、軽い頭痛がした。

「ちょっと頭痛いけど、大丈夫だよ。」

「まだ休んでな。」

亮はそう言って、再び俺をベッドに寝かせた。

「俺…どうしたんだ…?」

「間違えてウィスキー飲んじゃったんだって。」

うわ…馬鹿だ俺。

「馬鹿だよな、お前。」

「うるさい!!」

今自分で思ったところなのに、境が鋭いツッコミをしてくる。

「頭痛薬持ってきてやるから、待ってろよ。」

境はそう言い、カズと部屋を出て行った。

「私も、仕事がありますので…」

「あ、うん。 ありがとう三神。 あと…ごめんね?」

迷惑をかけてしまったことを素直に謝れば、三神は優しく微笑んだ。

「いいんですよ。 留架様の、かわいい泣き顔見れましたから。」

「かわっ…!?///」

不意打ちでそんなことを言われ、真っ赤になってる間に、三神は部屋を出て行った。

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