無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「んゃっ…は…ッ…ぁ…」

「嫌じゃないだろう？」

軽く歯を立てられ、身体が反応する。

「もうこんなになってるくせに…」

「んっ…ぁ…はっ…」

そう言って、空さんは舌先で突起をつついてきた。

…かと思えば、また丹念に舐められる。

「あっ…空さ…ッ…ん…」

「ん？」

名前を呼べば、空さんは口を離し、俺と目を合わせた。

「こっちも…ちゃんっ…と…触って下さっ…」

真っ赤になりながら、とぎれとぎれそう言う。

さっきから空さんは片方の突起しか触ってくれなくて、もう片方が疼いて仕方ないのだ。

「…春架からおねだりなんて、珍しいな。」

「んぁっ…あぁ…ッ…」

空さんは困ったようにそう言って笑うと、再び突起をいじり始めた。
今度は、両方一緒に。

「あっ…は…ッ…んん…空さっ…」

「…春架っ…」

名前を呼ばれ、うっすらと目を開くと、空さんと唇が重なった。

「んぅ…ふっ…あ…ッ…」

力の入らない腕を空さんの首に回し、自分の方に引き寄せる。

「ふっ…ぅ…んッ…」

カチャカチャと、下の方で金属音がする。

が、キスに夢中だった俺はそれに気が付かなかった。

「んんっ!!　やっ…ア…あ…ッ…」

突然の強い快感に唇を離し、高い声を出してしまった。

「すごいな…もうこんなグチャグチャになってるぞ？」

空さんはそう言って、一旦俺のモノから手を離すと、俺の先走りがついた手を見せつけてきた。

「っ…言わな…ッ…///」

恥ずかしくて手で顔を覆えば、自身が温かいものに包まれた。