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恋ばか

第6章 ~お風呂~

ー5分後ー
「嫌だっ!!」

「いいじゃんよ~。」

「絶っっっっっっっ対嫌だ!!」

「ちぇっ…」

亮は小さく舌打ちすると、脱衣所から出て行った。

(危なかった…)

脱衣所に来た亮は、急に

「一緒に入ろう。」

とか言って、俺の服を脱がそうとしてきた。

それで、口論していたわけだ。

俺は服を脱ぎ、腰にタオルを巻いて風呂のドアを開けた。


(…やっぱり。)

覚悟はしていたが、やっぱり広かった。

(落ち着かない…)

でも、早く出ないと亮が来そうなので、気を取り直して俺は体を洗い始めた。

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