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恋ばか

第6章 ~お風呂~

「留架は俺とするのいや?」

俺の耳元で囁くように呟いてくる。

「そ…じゃなくて…」

(俺だってしたくないわけじゃ…)

「じゃあ、何?」

首に舌をはわせながら聞いてくる。

「うあっ…亮…やめっ…」

(気付いてくれ…俺だって理性きかせるので必死なんだっ…)

「答えろよ。留架。」

「ふっ…っん…だって…」

恥ずかしくて、顔を伏せる。

「それだけじゃ…足りなくなるから…///」

恥ずかしくて、顔が上げられないまま数十秒が経った。
長い沈黙の末、亮が口を開いた。

「たぶん、無意識なんだろうけど…
そうやって煽るのやめろよ…」

「え…んんっ!?」

亮は俺の口を塞ぐと容赦なく口内に侵入してきた。

「ちょっ、亮…っん…」

舌を絡みとられ、亮の熱い舌に全神経が甘く痺れていく。

俺の喘ぎ声は亮の口内に飲み込まれてしまう。

キスに夢中になっていると、腹部にあった亮の手がタオルの中に侵入してきて、直接俺のモノを握り込んだ。

「あっ!! っう…やっ…」

風呂場だから、自分が出した声が反響して耳に入ってくる。
俺は声を出すまいと必死に抑える。

「っん…ふっ…んんっ…」

そんな俺に気づいたのか、亮が弱い所ばかり攻めてくる。

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