
恋ばか
第39章 番外編~温泉旅行~
「はぁ…仕方ないか…」
「っ…」
あぁ…体が火照ったままなのが辛い。
「ほら、頭上げろ。」
「…はい。」
布団に横になると、ニック様が腕枕をして下さった。
「明日は、留架に酒を飲ませるの止めよう…」
「…そうですね…」
ニック様に抱きしめられたまま目を閉じると、すぐに眠りの世界に堕ちた。
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「ん…ッ…ふっ…」
「………?」
ん…? なんだろう…なんか、気持ちいい…ような…
「っ…ふむ…ぅっ…」
「!!?」
明らかにおかしい感覚に飛び起きると…
「留架様!!? 一体何を…っ!?」
「ンッ…」
留架様が私のモノを銜えていました。
「ッ…留架様…やめて下さっ…」
「ひもひい?(気持ちい?)」
な、なんでこんなことに!?
留架様、一体どれだけ酔って…
「ひっ…留、架様…ッ!!」
あ…さっき、中途半端だったから…いつもより敏感に…
「ん…なに?」
うわ…最悪な展開だ…
ニック様が目を覚まされてしまった。
「!? お前ら、なにして…」
「ニック様っ…助けて下さい…ッ…」
まさか、自分の主人を突き飛ばすわけにもいかない。
かと言って、このまま留架様の口に出してしまうのも…
「ンッ…留架様…っ…本当に、やめっ…」
「やら。」
留架様は私の言葉を聞く気はないようですし…
もう、ニック様に頼るしかな…
