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さくらさく

第8章  7*祐樹の過去2nd*

全部話した。

嘘なんか…ついてない。

「母さん…隠しててごめん…」

「祐樹…っ」

ぎゅ…っ

母さんは俺に抱きつく。

「話してくれて…ありがとう。」

母さん…泣いてる。

「祐樹、明日帰ってくるの。」

「え…」

「祐樹、覚悟…しててね。」

「…え…」

母さんは俺から離れて、料理を始めた。

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