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恋心

第18章 rainbridge

あたしは…唇を噛んで
彼を見上げ
スーツの裾を指で摘まみ
抱きついた


『いつ 会えるの…』


『また(笑)連絡するからね』


彼は、あたしを抱きしめ
背中を向けて
出ていった…


取り残された
部屋は、広く感じる
気だるい身体は
眠りへと誘う


彼がすきなのわ
あたしぢゃなく
この身体なんだって
感じた。

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