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恋心

第20章 不器用なキス

直弥が果てる瞬間
ソレを抜き出し、あたしの太股に
欲望を吐き出した…



『名前…』と彼は、ソファーの下から
あたしに指を差しながら言った


『あたしの名前ね、蘭子だよ。』
まだ…余韻の残る身体を起こして
直弥を見下ろした。


『蘭子さ…ん。』と小さく応えた。


『なぁに?なぁんかお腹すいたね♪』

立ち上がり。服を着た。


『帰りたくない…』
と…立ち上がる蘭子の腕を掴んだ

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