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彼の身体は、みや子から離れ
ソファーへと移動した。みや子は…一度目のsexの余韻に浸っていた。

彼は、タバコ火をつけみや子を
みながら、口を開いた

「俺、転勤なんだ。だから…今日が
君とあう最後の日なんだ…」と
彼は、うつむき気味で言った。

みや子は…冷静を装い…
「そ…そうなんだね。何処に転勤?」

彼は、みや子のいるベッドへ
「大阪だよ。」

みや子は…「大阪か…あ…そっか」
複雑な感じだった。

彼は優しく、みや子に語りかけた
「君を抱くときいつも優しい気持ちに
なれたよ…癒された。長い月日を
君と過ごせて良かった…ありがとう。」

みや子は…目に涙を一杯溜めて
流れないように…わからないように
枕に顔を押し付けていた。

彼は腕を伸ばし髪を撫でた…

みや子は…彼の顔を見上げ…彼の胸の中へ飛び込んだ…


「さよなら…ありがとう。あたしね
あなたが…大好きだった」

彼は、呼吸を整え
深く深く 甘いキスを繰り返した…


End