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恋心

第27章 溶けるようなKissがしたい

ふと
前にある信号をみる

前に見た黒い車が
俺の前を止まる

俺は立ち上がり、中を覗いた

女が俺を見て
驚いていた。

扉が開き

「あら。おはよう。早かったのね。
ご飯食べたの?」

ヒラリ舞い降りた

サングラスから見える瞳は
さみしげに揺れている

俺は

「待った。飯はくってねーよ。」

女は、手招きし
マネージャーらしき男と話をして
俺をエントランスへ引き入れた。

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