無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

でっかい荷物を持って
二往復した俺は。。くたびれて
リビングのカーテンを開けて
何にも無くなった部屋を見渡した

なぁんにもなくなったら
広いな。すげーひろい
タバコを吸いながら
なんかわかんない感覚がおとづれた

携帯を見て
夕方になっているのを確認して
管理会社に連絡を入れて
退去した。
すれ違い大家が慌てて上がってきた。
大通りまで、荷物を持ちながら
片手を上げて、タクシーをガン見した

1台のタクシーが
俺の前に止まる

乗り込み行き先を告げると
マンションの前はカメラを持った
人間がいた。
俺は、マスクをしてタクシーから降りて
エントランスに向かう
カメラを持った男が後をつける

「チッ。。はいれねーな。。」
小声で言いながら
エントランスを後にして
マンションから遠のき、近くにある公園の
ベンチに座って携帯を鳴らした。
マネージャーらしき人間が出て
話をしたら。迎えにくるとゆう。。


だりーな。。ねみーし。。
ベンチに横になり空を見ながら
俺は、目を閉じた。