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恋心

第27章 溶けるようなKissがしたい

空から一つ一つ
落ちてくる粒に気がつき
俺は、遅すぎる車を待った。。
マンションにトボトボと歩いて行き
周りを見渡しながら
屋根のある階段に座る。

黄色い傘を差した
女が現れ。上を向いた俺に
笑いかけた。


あの女が俺を見下ろした。


不覚にも。。また

綺麗だと
思ってしまった。

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