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恋心

第6章 X'mas

外は雪が降りだした
今年は、ホワイトX'masだね。
君は、いま何をしてるんだろう…
僕は、この日を迎えるといつも
君を思い出すよ。
調度いまいる喫茶店から
君が、交差点を渡る姿がみえるんだよね…いまは、誰と迎えてるのかな…

珈琲の湯気は
高く舞い上がった。

目を閉じたらいつでも
君の笑顔に会えるよ。


店内を曲が流れた


「いつかのメリークリスマス」


僕は…苦笑いしたよ。
なんだかなぁ
このタイミング

口に運ばれる珈琲の苦味が
きつく思えた。

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