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恋心

第6章 X'mas

ペットショップへ向かった僕は
まず、名前を考えていた…
オス?
メス?どっちだ?と持ち上げたら

メスだった…僕は…また複雑になった
名前…どうしよう。

ペットショップの前を行ったり来たりしながら考えた。

雪 …ゆき…雪…仔犬と目が合う

よし!ゆきだな、ゆきにしよう!
仔犬は、首を傾げながら僕を見上げた

ペットショップの扉を開けたら
従業員さんが笑顔で迎えてくれた。


僕は、ゆきを抱えながら首輪を選び
ゆきは、僕の胸に顔を埋めて大人しく抱かれている。

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