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従業員の人が

「わんちゃん。おとなしいですね…」と話し掛けてきた。

僕は、何故だかわからないけど、従業員さんに経緯を話した。

従業員さんは
「まぁ。素敵な出逢いだし わんちゃん幸せですね！」涙をポロポロ流した。

僕は「あ。だっ大丈夫ですか？あの。ハンカチ…あ。ゆき 少し下へにいて。」とゆきを足元へ置いて、ポケットに入っていたティッシュを従業員さんに渡した。

従業員は、会釈しながらティッシュを受け取り…驚いた。

「このわんちゃん。あたしと同じ名前なんですね。」と
泣きながら笑っていた。

「あ。すいません。」と何故か謝った。